マスク氏を米当局が調査、ツイッター買収巡り=裁判資料

2022/10/14
更新: 2022/10/14

[ウィルミントン(米デラウェア州) 13日 ロイター] – 米ツイッター裁判所に提出した資料が13日に公開され、同社の買収案に関連して実業家イーロン・マスク氏が米当局の調査を受けていることが分かった。

資料によると、ツイッターは数カ月前にマスク氏の弁護団に連邦当局とのやり取りを文書にまとめるよう要求。応じなかったため、デラウェア州の裁判所に文書提示を命令するよう申し立てた。

マスク氏の弁護団は9月下旬、買収を巡る裁判の証拠開示手続き(ディスカバリー)の対象から除外される秘匿特権絡みの文書のリストを提示。5月13日に米証券取引委員会(SEC)に送った電子メールの下書きや米連邦取引委員会(FTC)へのプレゼンテーション資料が含まれていたという。

マスク氏の弁護士にコメントを求めたが、回答はまだない。

ツイッターが裁判所に申し立てを行ったのは今月6日で、同裁判所が同社のマスク氏に対する訴訟を一時停止することを決めた日と同じだった。

SECはこれまで、マスク氏がツイッター株保有を開示したタイミングや、買収計画の停止あるいは撤回に関して情報開示に不備があったかなどについて同氏に質問している。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。
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