[17日 ロイター] – 英紙テレグラフによると、英政府は二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロの実現に向け、2024年の総選挙前に新たな原子力発電所に資金を拠出する計画を発表する見通し。同紙が17日、報じた。
政府報道官はロイターに「エネルギー安全保障を強化し、数千人の雇用を創出するため、少なくともあと1件の大規模原子力プロジェクトを数年内に承認することを目指している」と述べた。
最近の欧州のエネルギー危機と英国での燃料不足を受けて英政府はCO2排出量の少ない再生可能エネルギーへの移行を進めている。
テレグラフは、政府の資金拠出先の最有力候補として、フランス電力公社(EDF)がイングランド東部のサフォークに計画しているサイズウェルC原子力発電所を挙げた。
ジョンソン英首相は今月初め、2035年までに国産のクリーンエネルギーヘの転換を目指すと表明した。
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