外国免許切替制度が2025年10月から厳格化。観光客など短期滞在者は原則申請不可に。交通安全強化が狙い。警察庁が方針を決めた。
外国人の日本免許切替が急増し、事故や不正が社会問題化。政府は2025年から審査厳格化など抜本改正に着手した。
三重県の新名神高速道路で車を逆走し、複数の車が巻き込まれた事故について、三重県警は29日、道路交通法違反で逮捕していたペルー国籍の男を、危険運転致傷の疑いで再逮捕した。
「外免切替」について、26日の参議院決算委員会で、自民党の有村治子元女性活躍担当相が相次ぐ外国人による交通事故を踏まえ、「ほとんどの人がルールを守っていても、たった0.0数パーセントの人が標識などを認識できない」事態を問題視した。
警察庁の楠芳伸長官は、外国で取得した運転免許証を日本の免許証に切り替える「外免切替」制度の見直しを進めていることを明らかにした
相次ぐ重大交通事故の容疑者が、いずれも「外国免許切替(外免切替)」制度を通じて日本の運転免許を取得していたことが判明した。これを受け、警察庁は制度の見直しや運用の厳格化を検討している。