「台湾の選挙は、正常な文明社会の体現であり、アジアの民主主義を照らす灯台だ。私は、うらやましい」と中国の人権活動家は語った。
総統選の後、台湾の外交部には各国から祝賀メッセージが寄せられている。なかでも注目すべきは「ドイツ政府」からの祝賀であった。
台湾総統選の13日、中国の官製メディアは揃って沈黙しており、世界が注目した台湾総統選挙について、ほとんど報道していなかった。
台湾の総統選挙は、世界の注目を集めた。選挙結果だけでなく「台湾の開票プロセスの透明性の高さ」を今、世界が称賛している。
台湾総統選の投票日「台南市の投票所で、通り魔事件が発生している」とする噂がネットに流れた。完全なフェイクニュースである。
日本時間の午後9時ごろ、頼清徳氏を2番手で追っていた侯友宜候補が「敗北宣言」をした。中共に宥和的な国民党候補が敗れた。
現地時間1月13日午後4時、台湾総統選挙の投票が締め切られ、開票作業が始まった。頼清徳候補が、他の2候補を引き離している。
1月13日、現地時間の午前8時より、台湾総統選挙、および立法院議員選挙の投票が始まり、同日午後4時に投票が締め切られた。
カナダ在住の中国民主活動家・盛雪氏は「これまでに数回は台湾を訪れている。しかし今年の台湾総統選挙は、従来の選挙とは違う」という。
「中共が支持する候補者」が当選すれば、台湾に対する中共の浸透は確実に強まる。中共は台湾を、中国の一つの省にするだろう。
米議会上院で少なくとも28人の与野党議員が、13日に総統選と立法委員選を控えた台湾の民主主義の支持を改めて表明する決議案の成立を目指している。
13日の台湾総統選挙をわずか10日後に控え、中国のいわゆる「偵察気球」と疑われる物体が2日連続で台湾上空を通過した事実が明らかになった。これをめぐり、中国が台湾総統選挙に介入しようとしているのではないかという分析が懸念されている。
3日、台湾国防部によると、前日午前6時から同日午前6時まで、中国の気球4個が台湾海峡の中央線を越えて台湾方向に移動し、このうち3個は台湾上空を西から東に渡って通過した事実が確認された。
2024年1月13日の総統・立法院同時選挙を100日後に控えた台湾の選挙は、予測不可能な状況が続いている。世論調査で優勢を維持し、無難な勝利が予想されていた民進党の頼清徳氏は、政府支持率の低下という暗礁に乗り上げた。