フィリピン駐美大使のホセ・マヌエル・ロムアルデス氏は、南シナ海のセカンド・トーマス礁(中国語: 仁爱礁)を巡る北京との争端が地域紛争を引き起こす可能性があり、印太地域の国々を巻き込み、さらには核戦争の懸念をもたらす可能性があると警告している。
6月17日、中国海警は南シナ海での領土紛争が続くセカンド・トーマス礁周辺で、中国の海警船とフィリピンの補給船が衝突したことを公表した。この地域は長年にわたる領土紛争の焦点であり、新たな緊張が高まっている。
中国海警の報告によれば、フィリピンの補給船は6月17日の早朝5時59分に、セカンド・トーマス礁近くの海域に「不法に」侵入したとされる。
5月13日、フィリピン政府はビデオを公開し、中共が疑念を持たれながらも、南シナ海におけるフィリピンの排他的経済水域内の島々や礁に土砂を投入し、埋め立て活動を行っていると批判しました。フィリピンは船を派遣し、中共の動向を監視している状況です。