中国4月住宅価格、抑制策実施も上昇 大きな価格調整みられず

中国国家統計局は18日、4月の主要都市70の新築住宅価統計を発表した。国内各地の地方政府が3月以降、市場の過熱を沈静化する新抑制策を打ち出したが、大きな価格調整はみられていない。
2017/05/19

中国、1~4月「土地売却」が51%増の約14兆円

昨年、不動産市場にバブルが再燃した後、各地の地方政府は住宅購入規制、住宅ローン規制など一段と厳しい抑制措置を打ち出したにもかかわらず、中国土地市場ではいぜんとして過熱が続いている。背景には、各地方政府が土地(使用権)供給を減少していることにある。今後北京上海などの大中都市では住宅価格の大幅な下落がないとみられる。
2017/05/06

中国不動産バブルの主因「土地公有制」=国内専門家

中国不動産市場は2014年以降、各地で住宅ローン制限や頭金比率の引き上げなどの不動産バブル抑制政策が次々と緩和されたため、昨年価格が大幅に上昇した。これを受けて、昨年10~12月において、上海や北京などの20の地方政府は一転して、再び抑制措置の実施に踏み切ったが、まだ大きな下落は起きていない。専門家は、中国当局が長期的に土地を独占することが、不動産バブルの根本的な原因だ。
2017/03/23