美しさか老いかは考え方次第  人間関係にも通じる真理

「善には善の報い、悪には悪の報い」ということわざの通り、相手に誠実な態度を持つことが、自分の幸せにもつながるという教訓を、アーサー王の物語と江本氏の研究は教えてくれます。
2024/09/10 任采真

歴史書の中の疫病神に関する伝説

中国の伝統文化の中に、河神、山神、雷神、土地神などの様々な神に対する信仰がありました。神々が世の中の万事万物を管理していると思われ、神々に関する物語も民間で代々伝わってきました。それだけではなく、多くの縁のある人は夢の中、あるいは特定な状況の中で、神々の存在を身を持って体験をしました。
2024/07/10 肖輝

中国神話の登場人物:神農

数千年前のこと、王朝もなかった頃の古代中国では、神から文化を授かったと信じられていました。古代中国は半神半人が治めており、そのうちの一人は炎帝と呼ばれました。
2024/05/28

音楽の起源を伝える神話

人類社会の暁、神仙が地上をよく訪れていた頃、一人の若い女性が巨人の足跡を踏んでみました。この神秘的な出逢いから、女性は身ごもり、実に稀な男の子を生みました。
2024/05/17

水滸伝の英雄――魯智深と楊志

中国の古典小説『水滸伝』に登場する百八名の好漢の一人で13番目にあたります。酒好きの長身でした。
2024/05/14

気は優しくて力持ち!金太郎伝説

 【大紀元日本4月23日】健やかでたくましい成長を願い、幼い男の子に送られる五月人形。人形のモデルはあの有名な金太郎です。しかし、話の内容に関しては、他の御伽噺と比べて一般的に認知度が低いようです(フ

古代アジアの武器とその多様性

弓は弾射する武器としては最古もので、中国の弓は四千年以上前に生み出された とされています。
2024/04/26

石工と山の精霊【世界むかしばなし】(8)

昔々、あるところに石工が暮らしていました。石については豊富な知識があり仕事ぶりが丁寧だったため商売はうまくいっていました。

神韻芸術団が編み出す中国古典舞踊――イ族の舞踊

中国最古の民族に数えられる イ(彝)族の歴史は、三千年に遡ります。主に中国の南の省、雲南、四川、貴州、広西に居住します。イ族の歌好き、踊り好きは、伝説になるほどです。
2024/04/05

チンギス・カン――「プレスター・ジョン」の伝説【千古英雄伝】

中世のヨーロッパにこのような伝説が流れています。遥か遠い東方の地にある英雄が現れ、その名は「プレスター・ジョン」という。彼はイスラム教国に勝利を収め、その首都を占領しました。

チベット高原に巨大空洞 地下世界を発見?【未解決ミステリー】

古くから、チベット高原では、ある伝説が語り継がれてきました。ヒマラヤ山脈の下に空洞があり、そこには謎の通路が地下世界に通じている。その世界は文明が高度に発達し、地上とは異なる全く新しい世界だというのです。
2023/12/27 李扶摇

龍は実在しているのか(2)

2000年8月4日、大雨が降った直後、中国山東省青龍鎮の黒山子村では、村全体が霧に覆われたように見えました。突然、見たこともないような真っ黒な雲と激しい突風が起きました。 20代の若者が家から出て村の外に行くと、驚くことに、黒と白の2匹の生きた龍が見えました。竜の角、鱗、爪、尾は絵画とまったく同じですが、ひげは短くなっていました。
2023/03/10 唐古珍

龍は実在しているのか(1)

十二支の中では、11種類はありふれた動物なのに、なぜ「龍」は現実に存在しない生き物なのでしょうか?龍という生き物は、中国の麒麟や鳳凰、西洋のユニコーンや人魚などと同様、伝説上の架空動物として認識されています。 では、なぜ古代人は龍の様子を想像できたのでしょうか? 想像力は自由なもので、個人によってそれぞれ異なるはずです。しかしながら、古来より龍のイメージは一貫しており、寺院、宮殿、書物、絵画、彫刻などの龍に関する描写は明確で、鹿の角、鯉の鱗、鷲の爪、蛇の体をしています。
2023/03/09 唐古珍

鴨鵝城で遼の兵士を捕える(三)【楊延昭の伝説】

捕まえようとしていた獲物が逃げるのを見て、遼の兵士たちは武器と盾を次々と落とし、アヒルとガチョウを追いかけ水辺へ向かいました。アヒルとガチョウは逃げるために水の上を泳ぎ、それを追いかける遼の兵士たちも各々水中へと入っていきました。
2023/02/28 仰岳

鴨鵝城で遼の兵士を捕える(二)【楊延昭の伝説】

ある日、楊延昭は再び小さな建物に住むようになり、翌朝、夜明け前に急いで起きて戦闘用の鎧を着ました。 すると、護衛兵が訪ねて来て楊延昭に言います。「こんなに早くにどこへ行かれるのですか?」 楊延昭は答えました。「遼の兵士がくる。急いでみんなを起こしてくれ!」   そのことを聞いた護衛兵は、どのように遼の兵士が来ることを楊延昭は知ったのかと疑問に思います。 楊延昭はそのわけを語ります。「目を覚ましてから寝台に寄りかかっていたら、遠くの方で馬の蹄鉄の振動が聞こえ、農場のアヒルとガチョウが落ち着きなく叫んでいたので、遼の兵士に違いないと思ったのだ」。
2023/02/26 仰岳

聖ジョージの竜退治の伝説(2)

過去に、臆病な王が竜を容認した結果、全ての家庭の子供が犠牲になってしまい、民族全体が滅亡してしまいました。今、同じ運命が王にも訪れました。絶望した王は仕方なく自分の王女を城門の外へ送り出しました。 そこに、たまたま通りかかったジョージが、泣いている王女を見つけ、足を止めました。王女は「善良な若者よ、ここから馬に乗って逃げなさい。さもないと、あなたも私のように死ぬことになりますよ」と、ジョージに警告しました。
2023/02/25 章閣

聖ジョージの竜退治の伝説(1)

ヨーロッパとアジアの大陸にまたがるジョージアという国は、国名の英語発音が、ジョージという人名の発音に似ています。この国の守護神である殉教者・聖ジョージを記念するため、ジョージアという国名が付けられたとされています。また、ジョージアの国章にも竜退治をする聖ジョージが描かれています。
2023/02/22 章閣

鴨鵝城で遼の兵士を捕える(一)【楊延昭の伝説】

「宋の史」で有名な北宋の反遼将軍である楊延昭は、20年以上にわたって国境を守っており、遼人(キタン人)は彼を非常に恐れていました。遼人は六郎星座(将軍星座)を宿敵と信じており、楊延昭の知恵と勇敢さ、戦闘力はまるで六郎星座の星が地上に降りて生まれ変わったようで、彼を「楊六郎」と呼びました。 
2023/02/19 仰岳

漢字の神奇と奥妙な生命

中国人が文書を敬愛することは天性となっています。普段から使った紙は、敬意を持って「敬紙亭」(場所の名前)で焼かなければならず、幼い頃から、父母に紙を踏みつけたり,その上に座ったりすることは神聖な文字を深く侮辱することだと言い聞かされてきました。

ミステリー・サークルの謎(上)

ミステリー・サークルはどのように形成されたのでしょうか?ミステリー・サークルにはどのような能力があり、何を伝えたいのでしょうか? フレディ・シルバ(Freddy Silva)氏は1990年から、ミステリー・サークルと他空間について研究し、ついに、地球外の知的生命体はミステリー・サークルを通じて人類にメッセージを伝えていると結論付けたのです。
2022/12/16 悠游

役夫の夢【1分で読める故事成語】

周王朝に尹という人物がいて、莫大な資産を作っていました。その下で働く者は、朝早くから夜遅くまで、少しも休む暇がありません。 ある年寄りの召使が、手足の力はもう尽きているのに、次から次へと仕事を持ち込まれ、こき使われていました。昼はうめきながら働き、夜は疲れきってぐっすり眠ります。

【神話伝説】和尚と青龍の雨乞い

ある晩、秘魔崖上空の空が突然厚い雲に覆われ、暴風が吹き荒れ、滝のような雨が降り始めました。石室内で眠っていた盧師は嵐の音に起こされ、外に出て空を見上げると、なんと2匹の青龍が雲の中で暴れているのです。
2022/08/07 路聖石

世界中のピラミッド(38)全世界に存在する巨人の墓

世界各国、各民族の神話や伝説などにおいて、巨人の存在は欠かせません。18世紀以降、このような伝説は徐々に減っていきました。しかし巨人に関するいくつもの考古学的発見により、「伝説」は本当に伝説なのかと再考せざるを得ません。
2022/01/24

桃源郷ー和神国から返ってきた男

後魏の尚書である古弼(グビ)には、養子である元之(ユアンジ)がいた。元之は幼い頃から両親がなくなって、古弼の家族で暮らしていた。古弼は元之のことをとても気に入っていた。ある日、元之は飲み過ぎて泥酔状態で死んだ。古弼はとても悲しかった。3日後、元之は棺に入れられ、埋葬される準備が整ったが、 周りの人がどんなに説得しても、古弼はどうしても最後に棺を開けて元之に会いたいというのだ。
2021/10/02

全世界に分布する洪水伝説 ノアの方舟と大洪水の謎に迫る

「ノアの生涯の600年目の第2の月の17日、その日に、巨大な大いなる水の源が、ことごとく張り裂け、天の水門が開かれた。そして、大雨は、40日40夜、地の上に降った」
2020/08/23

【民間伝説】 崇明島の伝説

崇明島は上海の近く、長江の河口付近にある中国で三番目に大きな島である。崇明島には、色あせない美しい伝説が今も残っている。
2020/05/15

何でもないことなのに妄想を抱けば、トラブルを招く?

楽広は河南の長官で、親しい客があったが、久しく来なかった。そのわけを聞くと、答えて言った「以前にそちらで、お酒をちょうだいしたとき、飲もうとすると、杯の中に蛇がいるのが見えて、気分が悪くなりましたが、そのお酒を飲むと病気になりました」
2020/03/29

母の生まれかわり 幸福の黄色い蝶

テキサス州フォートワース(Fort Worth)に、ある米国人の大学生がいた。彼は人生のどん底に陥っていた。そんな時、9年前に亡くなった母親のことを、ふと思い出した。もし母がそばにいてくれたら、こんな状態の自分に対しどうしたらよいか教えてくれただろう、と思った。彼のこの思いは本当に「母親」を呼び寄せることになる。
2019/07/21