悪いことをすれば、バチが当たる。そう思ったのだろうか。
中国で、寺院のお賽銭を根こそぎ盗んだ男が、立ち去る際にわずか1元(約20円)を神前に置き、神様に許しを請うという、なんとも身勝手な事件が起きた。
10月下旬、中国福建省泉州市の寺院で起きた事件だ。
防犯カメラには、男が周囲を何度も見回し、人がいないことを確かめてから賽銭箱に近づく様子が映っていた。
男は特殊な道具を使い、箱の中のお札を一枚ずつ引き抜いてポケットへ。約2000元(約4万7000円)を盗んだ。ところが、立ち去る際、男は神前に1元を置いていった。
中国では1元は紙幣も硬貨もある身近な少額通貨。日本でいえば、小銭を一枚置いていくような感覚だ。
その後、38歳の男は警察に身柄を拘束され、盗まれた金も回収された。男には12日間の行政拘留処分が科された。
取り調べに対し、男は盗みを認め、1元を残した理由について「神様に許してもらいたかった」と説明したという。
4万円を根こそぎ盗んでおきながら、神様へのおわびは、たったの約20円。
神様が許したかどうかは分からないが、警察は見逃してくれなかった。
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