デービッド・パーデュー駐中国米大使は9月25日、トランプ米大統領が習近平との首脳会談で、中国によるイランへの直接・間接の支援は「容認できない」と伝えたと明らかにした。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは、今年上半期に中国からイラン国防省へ軍民両用部品などを含む貨物が約1300件送られたと報じている。
「数週間前、われわれは中国側に明確に伝えました。情報や部品、軍事装備の提供を含め、直接的であれ間接的であれ、イランへのいかなる支援も断じて容認できません。トランプ大統領は昨日、その点を改めて明確に伝えました。これはわれわれが一貫して強調してきたことです」
パーデュー大使はCNBCのインタビューでこう述べ、両首脳のやり取りは率直なものだったと説明した。
中国発の軍民両用部品、イラン国防省向けに約1300件
習近平の訪米を前に、アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は、中国当局からイランに軍事転用が可能な部品などが送られていたと報じた。同紙が分析したイランの税関記録によると、アメリカとイランが一時停戦に合意した当日、中国発の貨物便がテヘランに到着した。積み荷にはイラン国防省向けの電子部品が含まれており、その一部はドローンやミサイルの誘導装置に使用できるものだったという。
同紙によると、今年1月から6月末までに、中国からイラン国防省に送られた軍民両用部品などの貨物は約1300件に上る。停戦合意の2日後にも、ドローンに使用できる総額600万ドル超(約9億4368万円超)の部品を積んだ貨物が十数件、イランに到着したという。
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