中国・広西チワン族自治区の横州市(おうしゅうし)では、六藍(ろくらん)ダムの決壊による大洪水で養蛇場が流され、大量の毒蛇が周辺に逃げ出した。
洪水が引いた今も住宅街や田畑で毒蛇が相次いで見つかり、住民は帰宅をためらう状況が続いている。
SNSで拡散した映像には、泥水の残る田んぼをコブラが這いまわる様子や、建物脇の浅い水たまりから無数の蛇の頭が突き出ている様子が映っている。
これまでに確認できた毒蛇には、キングコブラやアマガサヘビなど、強い毒を持つ種類が含まれているという。
洪水発生直後には、養蛇場そのものが濁流に飲み込まれ、大量の蛇が一斉に流れる様子も撮影していた。その後は住宅地や民家の中でも毒蛇の目撃が相次ぎ、被災地では新たな不安となっている。
地元当局は当初、「洪水で撮影されたのは蛇ではなくダチョウの頭だ」として情報を否定していた。しかしその後は、毒蛇が流出した事実を認めたが、「逃げたのは約900匹」と説明した。
一方、地元の民間捕獲チームのメンバーは中国メディアの取材に対し、7~8人の隊員で2日間活動しただけで、約2千~3千匹の蛇を捕獲したと明かしている。
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