トランプ氏 万一に備えヴァンス氏宛て指示書 暗殺リスクに備え

2026/05/14
更新: 2026/05/14

セバスチャン・ゴルカ米大統領副補佐官は13日、トランプ大統領が、万一の事態に備え、ヴァンス副大統領のに宛てた指示書を大統領執務室に残していると明らかにした。トランプ氏に不測の事態が起き、ヴァンス氏が大統領職を引き継ぐ事態に備えたものだという。

ゴルカ氏はニューヨーク・ポストのインタビューで、米政府には、こうした事態に備えた手順があると説明した。具体的な内容は明かせないとしながらも、関連する準備はすでに整えられていると述べた。

トランプ氏は今年1月のインタビューでも、イランからの暗殺の脅威について言及した。イランによる暗殺計画が実行に移された場合、米軍はイランを「地球上から消し去る」との明確な指示を残していると述べた。

トランプ氏は当時、イランは決してそのようなことをすべきではないとしたうえで、自身はすでに指示を残していると語った。ただし、この発言の中では、大統領執務室に残されたヴァンス副大統領宛ての指示書については触れていなかった。

トランプ氏は13日に北京に到着し、2日間の訪問に入った。ゴルカ氏は、今回の訪中をめぐり、トランプ氏の身の安全を懸念する声が出ていると述べた。

ゴルカ氏は、トランプ氏は中共が世界覇権を目指すうえで最大の障害だと述べ、中共にとって排除したい存在だとの見方を示した。一方で、今回の訪問中に中共がトランプ氏に危害を加えるとは考えていないとも強調した。

近年、トランプ氏の安全を脅かす事件が相次いでいる。ホワイトハウスのレビット報道官は、過去2年間でトランプ大統領に対する重大な暗殺未遂が3件あったと述べている。