ドナルド・トランプ大統領は25日、ホワイトハウスで記者会見を開き、同日夜にホワイトハウス記者協会(WHCA)夕食会で発生した銃撃事件でシークレットサービス要員1人が被弾したものの一命を取り留めたと発表した。
トランプ大統領はホワイトハウスのブリーフィングルームから「要員1人が銃撃されたが、明らかに非常に優れた防弾ベストを着用していたことで救われた。至近距離から非常に威力の大きい銃で撃たれた」と述べた。大統領はその後、当該要員と直接話しており「元気にしている」と付け加えた。
大統領と米国のファーストレディー、メラニア・トランプ氏は、ワシントン・ヒルトンで開催されたWHCA夕食会の会場近くの検問所を容疑者が突破した後、同会場から退避した。
現場にいた複数のエポックタイムズ記者によると、午後8時40分ごろに銃声が聞こえ、直後にシークレットサービスの要員が壇上に駆け上がった。約5発の銃声が響いた直後の出来事だった。
夕食会はその後中止となった。トランプ大統領とメラニア氏、および閣僚らはホワイトハウスに戻り、事件後に記者会見を開いた。
トランプ大統領がソーシャルメディアに公開した映像によると、容疑者は検問所を「全速力で突破」しようとしたという。大統領は「私からはかなり離れた場所で取り押さえられた」と述べた。
大統領は警察官らの迅速な対応を称えた。「対応時間は素晴らしかった。容疑者が現れた瞬間には、もう銃を抜いて発砲していた。非常に感銘を受けた」
マリエル・バウザー・ワシントン市長は別途開いた会見で、被弾した要員と容疑者の双方が病院に搬送されたと述べた。
トランプ大統領によると、容疑者はカリフォルニア州出身で、当局は自宅アパートの捜索を行う予定だという。大統領は容疑者を「精神的に深刻な問題を抱えた人物」と表現した。
「私の印象では、単独犯だ」とトランプ大統領は述べた。
会見でトッド・ブランシェ司法長官代行は法執行機関の対応を称え、捜査は「進行中でまだ始まったばかりだ」と述べた。
「行為の内容からすれば訴追内容は自明だが、聞いての通り、銃撃に関連した複数の罪状と、銃器不法所持、その他あらゆる罪状が適用される見込みだ」と語った。
FBI長官のカッシュ・パテル氏は関連情報を持つ市民に対し、情報提供を呼びかけた。容疑者の経歴調査はすでに開始されたという。
「すべての証拠を直ちに分析し、この国の安全を確保する」とパテル氏は会見で述べた。
コロンビア特別区連邦検事のジャニーン・ピロ氏は、容疑者を起訴し、27日に初公判を行うと述べた。
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