不服か 北京のサッカー名門クラブ 中国サッカー協会の処分に反応「頭上三尺に神あり」

2026/01/31
更新: 2026/01/31

中国サッカー協会が処分決定を発表した後、北京国安足球倶楽部は29日、公式微博(ウェイボー)に「人は見ている、天も見ている。頭上三尺に神あり」と投稿し、処分への不満を示唆したと受け止められ、ネット上で急速に議論が広がった。

同日早く、中国共産党公安部、国家体育総局、中国サッカー協会は北京で、サッカー界の「八百長・賭博・闇勢力」問題の是正に関する記者会見を開いた。会見で中国サッカー協会は、13のサッカークラブに対し2026年シーズンのプロリーグ勝ち点の減点と罰金を科すと発表し、司法当局により犯罪が確定した陳戌源、李鉄ら73人の関係者について、サッカーに関わるあらゆる活動を終身禁止とした。

中国サッカー協会は同時に、北京国安足球倶楽部の「規則違反・規律違反」に対する処分も公表した。決定によると、北京国安足球倶楽部は「スポーツ倫理に反し、スポーツ精神を喪失し、不正な利益を得る目的で不正取引を行った」として、2026年シーズンのプロリーグ勝ち点5の減点と40万元の罰金処分を受けた。

処分公告の発表から約2時間後、北京国安足球倶楽部は公式微博アカウントで前述の投稿を行い、処分決定への強い不満を示したと解釈された。

わずか13文字のこの投稿は世論を急速に沸騰させ、関連話題は瞬時にトレンド入りした。約1時間後、北京国安足球倶楽部はこの投稿を削除した。

北京国安足球倶楽部の強硬な反応は、他のサッカークラブと対照的だった。上海申花と上海海港は処分を受けた後、いずれもサッカー協会の決定を受け入れる姿勢を公に示した。ネット上では、北京国安足球倶楽部が投稿を削除したものの、対抗姿勢は明確だとする分析が出ており、ファンは関連話題にコメントを寄せ、クラブへの支持や事実関係の解明を求めた。

近年、中国サッカー界では汚職や賭博を巡る不祥事が相次いで発覚し、多数のサッカー協会関係者が調査や有罪判決を受けている。外部の分析では、中国サッカー界の腐敗は中国共産党の腐敗体制に起因すると指摘されている。