「間違いなく、あなたの数十年にわたる公務の経験は、日本の歴史の重要な時期に国を導くのに役立つでしょう」

チベット仏教の最高指導者、ダライ・ラマ14世が日本の高市早苗首相の就任にあたり祝福のメッセージを発信。チベット中央政権（central tibetan administration）の公式ウェブサイトに掲載した声明で、「日本国民が初の女性首相を選出したことを心から嬉しく思う」と述べた。

ダライ・ラマ14世は「女性は思いやりがあり、他者の感情に敏感であると確信している。これは私の慈愛に満ちた母から学んだことでもあります」と綴った。​

またチベット亡命政府のXアカウントでダライ・ラマ14世は以下のように述べている。

「今日の世界は大きな課題に直面していますが、核兵器の攻撃によって甚大な苦しみを経験した国として、日本は常に世界の平和への努力を力強く主導し、核軍縮を積極的に提唱してきました。特に、今日の世界の多くの地域が不安定で不確実性に満ちているこの時期に、対話と外交を通じて問題を共同で解決することが非常に重要です」