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住友生命 元職員による1300万円詐取を発表 刑事告発を検討

2025/03/17
更新: 2025/03/17

住友生命は17日、元職員(50代)が10名の顧客から約1300万円を詐取していたことを発表した。

同社によると、不正行為は、2015年11月から2024年8月にかけて行われ、被害者は10人に上る。また、今後さらに被害が拡大する可能性もあるとして、追加調査を進めている。

元職員は、住友生命保険相互会社の山形支社新庄支部に勤務していて、顧客に対し「職員専用の高金利預金枠がある」という虚偽の事実を伝え、現金を騙し取っていた。

被害額のうち、すでに980万円は本人が返済していて、会社に不正の事実を認め、すでに退職したと言う。

住友生命は、被害金額を弁済する方針で、刑事告発も視野に入れ、今後の対応を検討すると言う。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。