トランプ大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニアは2月18日、アメリカは軍事力を中国共産党に集中させ、中国共産党からのあらゆる軍事的挑戦に備える必要があると述べた。
2月18日、ドナルド・トランプ・ジュニアはHuman Eventsウェブサイトで評論記事を発表し、中国共産党に対して強硬な姿勢を持つエルブリッジ・コルビー氏を、政策担当の国防次官に指名することを支持した。
彼は、コルビー氏が中国共産党を他の国々と比べてより脅威的だと考えており、そのためアメリカの軍事力と注意を、中国共産党に集中させるよう促していると述べた。
「我々は軍事的重点を中国(共産党)に置かなければならない」とトランプ・ジュニアは述べ、同時にコルビー氏もトランプ大統領の中国共産党の党首習近平との交渉に対するオープンな姿勢を支持し、不必要な衝突を避けようとしていると付け加えた。
トランプ・ジュニアは、中国(共産党)との力のバランスを達成しつつ戦争を回避することが、アメリカ国民にとって最も有益だと述べた。
トランプの第一期政権中、コルビー氏は約1年間国防省で勤務し、将来の衝突、特に中国との衝突を防ぐために軍事的抑止力を強化することを主張した。
昨年12月、トランプ大統領はコルビー氏を国防政策次官に指名した。トランプ大統領は、コルビー氏が国防長官候補のピート・ヘグセス氏と密接に協力し、アメリカの軍事力を回復させ「力による平和」の政策を実現すると述べた。
現在、コルビー氏の議会での公聴会は、まだ予定されておらず、アメリカ議会での投票確認後にこの人事が承認されると言う。
2月13日、新任のヘグセス国防長官は、ブリュッセルでのNATO国防相会議後の記者会見で、アメリカは中国共産党との衝突を望んでいないが、アメリカの利益を推進し、いかなる侵略行為も阻止するために、強力な軍事力を持つ必要があると述べた。
ヘグセス国防長官は、アメリカが太平洋地域の同盟国やパートナーとの協力を強化し、中国共産党に対する軍事的抑止力とハードパワーを確保すると強調した。
ヘグセス長官は、強力なアメリカ軍を構築するのは戦争のためではなく、抑止力を実現するためだが、必要があれば、強力な米軍は、どんな敵にも接近し、排除できると述べたと言う。
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