安倍昭恵氏は最近、アメリカを訪れ、当選したトランプ大統領夫妻と会談した。ジャーナリストの矢板明夫氏は、安倍昭恵氏が台湾にとって間違いなく明るいニュースをもたらしたと指摘した。トランプ次期大統領は、中国共産党(中共)が台湾に対して武力を行使することを決して許さないだろう。
矢板明夫氏は、日本のメディアが15日夜、安倍昭恵氏とトランプ夫妻が共に夕食を取った際の会話内容を次々と報じているとFacebookに投稿した。昭恵氏はメディアに対して夕食時の具体的な会話内容を明らかにしなかったものの、日本政府にはその内容を報告した。
読売新聞など複数メディアの報道によると、トランプ氏と安倍夫人は晩餐会で台湾問題について話し合いをした。トランプ氏は「中国(共産党)と台湾は世界平和にとって重要な問題だ。また、日米間の共通の利益に関連する最も重要な安全保障の課題でもある」と述べた。
さらに、トランプ氏はウクライナでの戦争や中東の状況にも言及をした。「自分はアメリカの大統領として、世界平和を維持したい」とトランプ氏は表明し、昭恵氏を通じて石破首相に自著の写真集を贈り、その扉ページには英語で「平和」と書き、自身の名前をサインした。
昭恵氏は22日に日台友好団体「李登輝友の会」に招かれ、講演を行った。その中で、トランプ夫妻との晩餐について触れ、「楽しい晩餐でした」と述べ、「トランプ大統領は平和を愛する人です」とも発言した。さらに昭恵氏は、「トランプ大統領は戦争を望まない人だと思います。彼は常に皆を平和な世界へ導こうとしています」と語った。
日本の「李登輝友の会」は最近プレスリリースを発表し、安倍昭恵氏が「李登輝元総統の影響は、安倍晋三にとっても、日本国民にとっても、日本精神を再考し復活させるために、実に重要である」と述べたと伝えた。また、「台湾に問題があれば、日本にも問題がある」というのは安倍晋三氏の重要な言葉で、昭恵氏は平和を愛しているため、「問題のない」道を見つけたいと強く望んでいる。
昭恵氏は、安倍晋三氏と共にトランプ夫妻との夕食会に出席した際、両首脳が第二次世界大戦の太平洋戦争について語り合った際、「もし自分たちが当時の日米首脳だったら、戦争はなかっただろう」と意見が一致したことについて触れた。
矢板明夫氏は、安倍前首相が回顧録の中で「トランプ氏は平和主義者である」と何度も言及し、トランプ氏が戦争を防ぐために最大限の努力をするだろうと述べたことを示した。
安倍夫人は演説の中で、安倍前首相が提唱した「台湾に何かあれば日本にも影響がある」という考えにも触れ、日本の各界に「台湾との友情をもっと大切にすべきだ」と呼びかけた。
李登輝基金会は、基金会の執行長である鄭睦群(てい・むつぐん)氏と顧問の早川友久氏がイベントに出席し、基金会の理事長である李安妮(り・あんじ)氏から安倍昭恵氏への直筆の手紙が届けられたことを指摘した。李安妮氏は手紙の中で、李登輝氏と安倍晋三氏の間の絆を受け継ぎ、台湾と日本の未来のために共に努力したいと述べた。
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