社会問題 一軒買えば、もう一軒無料キャンペーン=中国の不動産開発は巨大詐欺で崩壊?

「買うな! 逃げろ!」 中国不動産購入者の心の声

2024/11/18
更新: 2024/11/28

中国の不動産市場は低迷を続けており、多くの分譲住宅が激安価格で売り出されているが、それでもとにかく「売れない」という。

その冷え切った不動産市場を救おうと、中国各地で「一軒買えば、もう一軒無料」などの、目を疑うほどの、超お得な不動産キャンペーンが行われている。

しかし、ちょっと待った。「中国の不動産開発は巨大詐欺で崩壊しつつある」と警鐘を鳴らす専門家も多いことを申しておく。

アメリカ人口研究所の所長で中国問題に詳しいスティーブン・モーシャー氏は、英語版大紀元の番組「アメリカ思想リーダー」に対し、「中国共産党が依存する不動産開発の巨大なポンジスキーム*の詐欺的構造が崩壊しつつある」と警告している。

* ポンジスキームとは、新しい投資家から集めた資金を使って、以前からの投資家に配当や利益を支払う詐欺的な投資スキーム(手法)

そんななか、華人圏のSNSで拡散されている「家の主人は絶対良心ある人だ」という評判の動画がある。

動画の中に映るのは、とある高層マンションの姿だが、よーく見ると、その中の1宅(高層階)の窓に「(別买快跑)買うな! 今すぐ逃げろ!」 の文字を大きく張り出しているのではないか。

「買うな! 今すぐ逃げろ!」は不動産購入者の心からの後悔の声であるとともに、新規参入者に向けられた最も真摯なアドバイスだというわけだ。

 

 

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!