最近、台湾の半導体大手・TSMCの半導体がファーウェイの新しいAIチップに使用されていることが発覚し、アメリカの制裁に違反する可能性があると報じられた。TSMCは2020年9月にファーウェイへのチップ供給を停止したとしている。10月26日の最新発表によれば、ファーウェイに違約供給を行ったのはTSMCの中国の顧客、算能科技(Sophgo)だ。
関係者によると、テクノロジーリサーチ会社TechInsightsが最近、ファーウェイの「昇騰910B」(Ascend 910B)製品を分解したところ、TSMC製のチップが使用されていることを確認した。
TechInsightsは研究報告を発表する前にTSMCに通知し、TSMCは約2週間前にアメリカ政府にも通知し、算能科技への出荷を停止した。
算能科技は、中国のテクノロジー企業、ビットメイン(比特大陸)の傘下にある。
2021年、台湾の新北市の検察官はビットメインの台湾事業に急襲捜査をし、同社の2つの子会社が台湾の半導体エンジニアを違法に募集し、違法な研究開発を行っていたと告発している。
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