21日から、降り続いている猛烈な豪雨で、石川県奥能登は河川が氾濫するなどの深刻な被害を受けた。被災地では自衛隊、警察、消防が懸命な救命救助活動を行っている。
23日夕方、県が発表した情報では、死者が輪島市で6人、珠洲市で1人の計7人、行方不明者が珠洲市と能登町で2人、安否不明者が輪島市で4人、珠洲市で1人の計5人となっており、孤立集落が輪島市で8地区40か所 珠洲市 で4地区14か所、能登町2地区2か所で計14地区56か所が、未だ移動や物資の流通が困難なままとなっている。
今年はじめの能登地震によって、火災で200棟以上が焼け、およそ5万平方メートルが焼失し、その街並みはいまだ回復がなされないまま、今回、豪雨の被害を受け、街中が流木や泥で覆われ、現地の住民はまさに塗炭の苦しみを味わっている。
被災した珠洲市と能登町を訪れた石川県知事・はせ浩(馳浩)氏は自身のXアカウントで、「1000年に一度の大規模な地震の後に、100年に一度の想定を上回る豪雨というダブルパンチで、被災された方から「心が折れる」という声もありました」と述べた。
https://twitter.com/hase3655/status/1838089155274018848
はせ知事は「本当に辛く厳しい状況ではありますが、能登は必ず復興します。人命救助を最優先にし、被災された皆さんには、必ず支援物資を届けます。生活支援や通信・上下水道・道路といったインフラの復旧に全力をあげてまいります」と語った。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。