13日、米前大統領のドナルド・トランプ氏がペンシルベニア州での選挙集会中に銃撃される事件が発生した。犯人はその場で警察によって射殺されたが、動機についてはまだ謎のままだ。
事件翌日、「トランプ銃撃」の関連トピックスは、中国SNSウェイボー(微博)で超がつくほどの「ホットキーワード」となった。なんと、関連ニュースは人気トピックス・リストのトップ20の半数を占め、アクセスは3億回を突破した。
この事態について、英国記者公会の会員である何越氏は米政府系放送局のボイス・オブ・アメリカ(VOA)に対し、次のように指摘した。
「中国人ネットユーザーがこれほどまでにトランプ氏銃撃事件についてご執心なのは、普段から厳しい言論統制を受けていることと関係している」
「中国人は普段、政治について触れることができない。しかし、それが米国であれば別だ、何を言っても自由」
「熱く議論されている話題の1つが『これが苦肉の策だったかどうか』ということだが、中国人はあまりにも長い間、偽物にあふれる世界の中で生きてきたから、彼らは全てにおいてまずは疑ってかかる。彼らはそのような歪んだ目や考えで外国人を見ている」と何氏は嘆いた。
予見
トランプ氏の暗殺未遂について、事件の約4か月前からある牧師が予言していた。
牧師は「神からの啓示を受け、天目(第三の目)を通じて神秘的な現象を見た」
「弾丸が耳元をかすめる」「トランプ氏が再選を果たした後、米国は大きな経済危機に直面」ーーと述べている。
このうち、暗殺未遂は現実のものとなった。
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