ウクライナメディアによると、同国第2の都市ハリコフでロシア軍による激しい攻撃で3日夜、大学生13人が死亡した。うち4人は中国人留学生。中国国内SNS上では、ウクライナ側の報道は伝えられたが、中国当局は公式発表を行っていない。
ウクライナのニュースサイト「オボズレバテル(Obozrevatel)」の報道では、ハリコフの市街に侵入したロシア軍は同市の大学、国立文化アカデミー(Kharkiv State Academy of Culture)の学生寮を襲撃し、学生13人が死亡した。死者の中に、中国人留学生4人とインド人留学生1人がいた。ハリコフの軍民管理局の情報筋がObozrevatelに述べた。
ほかに6人の学生が負傷し、地元の病院に搬送された。報道によると、ハリコフ市当局は同大学でほかに死傷者がいないか確認している。
報道は、ロシア軍によるハリコフへの空襲が3日夜、「ほぼ一晩中続いた」とした。
中国官製メディアは現時点で、中国人留学生4人が死亡した情報について報道を行っていない。
(翻訳編集・張哲)
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