村選挙候補賄賂疑惑、村民千人抗議

2008/12/14
更新: 2008/12/14

【大紀元日本12月14日】中国山西省平遥県政郷王家村で12月13日、村民千人以上が村選挙問題で抗議を行ない、50人の村民が負傷し、200人が当局に拘束された事件が起きた。香港の中国人権民主運動情報センターが伝えた。

情報センターによると、14日に行われる平遥県政郷王家村の選挙に、当局が推薦した村委候補は、賄賂で票を集めた疑惑で多くの村民の反発を買った。村民たちは新たな候補者リストを当局に求めたという。

センターは平遥県公安局関係者の言葉を引用し、政府推薦候補者を支持する村民と反対する村民が千人以上集まり、混乱の中で体当たりするなどして殴り合いが始まった。当局は機動隊と武装警察合わせて300人を緊急出動させて鎮圧した。村民は少なくとも50人が負傷、200人が公安・武装警察に連行された。

(翻訳編集・余靜)