英国バイリンガル子育て奮闘記(66)中国人のお友達 (1998年 秋以降)

 【大紀元日本12月20日】秋から5年生になった。娘は幼稚園から高校まで一カ所にある小さな小さな私立に転校した。 寄宿舎があり、香港から中国人が送り込まれていた。 香港から来たエレナちゃん(仮名)がク
2010/12/20

英国バイリンガル子育て奮闘記(65)新しいクラスメートたち (1998年 秋)

 【大紀元日本12月13日】新しい学校は少数精鋭というわけではなく、主流の教育に乗り切れなかった子どもたちも混ざっていた。ここで耳にした言葉は、ディスレクシア(Dyslexia)。学習障害の一種で、辞
2010/12/13

英国バイリンガル子育て奮闘記(64)叱られる親 (1998年 春)

 【大紀元日本12月6日】学年の終わりを待たずして、最後の学期のハーフタームを境に転校させた。小さな私立で、小さな町の中にあるさらに小さな村といった感じだった。生徒も先生も親もお互いを知り尽くしている
2010/12/06

英国バイリンガル子育て奮闘記(63)新しい学校 (1998年 春)

 【大紀元日本11月29日】別の学校を探すにあたって、娘のバイリンガル、バイカルチャーを受け入れ育んでくれることを基準に据えていた。前の学校では、特に何語で娘に話しても誰も気にかけないという気楽さがあ
2010/11/29

三角錐UFO、各地にまたも出現=英国

 【大紀元日本11月26日】海外メディアによると、11月4日に英国サットン・コールドフィールド(Sutton Coldfield)で、一般の旅客機の4~5倍の大きさの三角錐の形をした未確認飛行物体(U
2010/11/26

英国バイリンガル子育て奮闘記(62)転校 (1998年 春)

 【大紀元日本11月22日】イジメの見張りの件は、一応、担任が対処するとのことだったが、やはり先生は子ども社会の一員ではない。同然ながら「誰が言ったんだ」という話になる。汚名の晴れた大柄な子は、なぜか
2010/11/22

英国バイリンガル子育て奮闘記(61)日本へ(下)イジメの見張り…(1998年 春)

 【大紀元日本11月15日】日本で小学校4年の春の入学時にあたる今回の訪日は、これまでの日本行きとは違い、日本を楽しむというより、「心はイギリスにあり」という感じだった。今回は日本の学校への体験入学も
2010/11/15

英国バイリンガル子育て奮闘記(60)日本へ(中)日本の中のイギリス(1998年 春)

 【大紀元日本11月8日】異文化拒否症の娘との関わりで疲労困憊した心を、「峠の釜飯」で癒しながら、 山村留学の見学を後にした。因みに、娘は駅弁も不気味がっていた。サンドイッチを買ったが、ポテトの入った
2010/11/08

英国バイリンガル子育て奮闘記(59)日本へ(上)異文化拒否症(1998年 春)

 【大紀元日本11月1日】娘のバイリンガル子育てにあたって、二年に一度、日本を訪れるようにしていた。円高でも夫の具合が悪くても、とにかく、これ以上日本から離れたら、娘の日本語は完全に消えてしまう、とい
2010/11/01

英国バイリンガル子育て奮闘記(58)クマのアシスタント(1997年頃)

 【大紀元日本10月25日】文部省の通信学習というのを1年生の時からやっていたが、2年生で算数の九九算の壁があり、いろいろな意味で限界を感じた。まだ習っていない漢字が提出用のシートの問題に含まれていた
2010/10/25

英国バイリンガル子育て奮闘記(57)全国統一試験(1996年頃)

 【大紀元日本10月18日】英国の学校には教科書がないが、カリキュラムはあった。親しくさせていただいた2年生の担任の先生から、 なぜか指導書のコピーをもらったことがある。バイリンガル子育てのため、学校
2010/10/18

英国バイリンガル子育て奮闘記(56) カフェテリア形式の給食(1996年頃)

 【大紀元日本10月11日】日本では、離乳食の時点から栄養価を考え、蛋白質は赤、野菜は緑、穀類は黄色などで区分分けされた乳幼児の本が出版されていたりする。日本の姉から送ってもらった離乳食の本をヘルスビ
2010/10/11

英国バイリンガル子育て奮闘記(55) 褒め合いっこ(1996年頃)

 【大紀元日本10月4日】子供を褒めちぎれない親を持ち、自信のない子になりつつある娘が、ある日、カラフルな文字がぎっしりと詰まった大きな紙を持って帰って来た。2年生の時だったと思う。 よく見ると、娘の
2010/10/04

英国バイリンガル子育て奮闘記(54) 仮装で登校(1996年頃)

 【大紀元日本9月27日】小学校では、何の予告もなく、「あした、XXの格好してきなさいって」と娘の口から言われ、「何?」と家の中を見回すことがしばしばあった。読書週間の時は、絵本の主人公になってきなさ
2010/09/27

英国バイリンガル子育て奮闘記(53) 時間割のない学校(1996年頃)

 【大紀元日本9月20日】いよいよ三年生になった。もう低学年ではない。これで、時間割のある生活が始まるのだろうと、新しい担任の先生に尋ねたら、「いやあ、その時の気分次第でやりたいものを変えるから」との
2010/09/20

英国バイリンガル子育て奮闘記(52) 褒められない親 (1996年頃)

 【大紀元日本9月13日】イギリスで子育てをして感じたことは、子供を「褒める」ということ。親も先生も、とにかく「褒める」。カフェテリア形式の昼食の際、全校生徒の行動を見ているボランティアのお母さんがい
2010/09/13

英国バイリンガル子育て奮闘記(51) 夏祭り (1990年代)

 【大紀元日本9月6日】娘が1歳の時から、地元で夏祭りが復活した。6月の夏至の週末に地元の小学校が、それぞれ木枠に紙を貼付けて巨大な人やら動物やらを作ってパレードをする。一日3回にわたり、違う小学校が
2010/09/06

英国バイリンガル子育て奮闘記(50) ホームステイの日本人(下) (1990年代)

 【大紀元日本8月30日】毎年、高校生が家を訪れてくれるのは、娘のバイリンガルの刺激になったようだ。高校生たちにとっても、日本語で息抜きができ、「家は毎日ジャガイモばっかり」とか、本音を出す場になって
2010/08/30

英国バイリンガル子育て奮闘記(49) ホームステイの日本人 (上) (1990年代)

 【大紀元日本8月23日】1986年にコーンウォールに移り住んだ頃、地元の新聞に「日本人が来た」という記事が掲載された。なんでも、海外交流を目的としたホームステイの活動が地元にあるらしく、国際的な機関
2010/08/23

英国バイリンガル子育て奮闘記(48) 日本のお友だちが遊びに来た (1996年頃)(下)

 【大紀元日本8月16日】日本から遊びに来た友人一家は、近所のホリデー・コテージを借りて滞在した。カルチャーショックは、子供より親の方が大きかったようだ。まず、洗濯機が違う。(大型でドアは上でなく横に
2010/08/16

英国バイリンガル子育て奮闘記(47) 日本のお友だちが遊びに来た (1996年頃)(中)

 【大紀元日本8月9日】友人の子供二人(7歳と5歳)は結局、学年末(イギリスでは7月)の最後の二日間の体験入学となったが、英語教師の友人が母親として見学する中、充実したひとときを過ごしたようだった。最
2010/08/09

英国バイリンガル子育て奮闘記(46) 日本のお友だちが遊びに来た (1996年頃) (上)

 【大紀元日本8月2日】小学校2年生の学年末にあたる7月の末、日本の旧友が家族を連れて遊びに来た。ご主人の勤続10年で、夏休みが長くとれるとのことで、一週間、コーンウォールに滞在してくれた。英国の公立
2010/08/02

英国バイリンガル子育て奮闘記(45) 日本の懐メロ  (1996年頃)

 【大紀元日本7月26日】日本での5週間の滞在を終え、住み慣れたコーンウォール州へ戻った。しかし、娘の方はかなり混乱してしまったらしい。フライトの変更があり、滞在期間が一日減り、月曜から金曜まで日本の
2010/07/26

31歳が最も女性の美しいとき=英QVC調査

 【大紀元日本7月25日】英国テレビ通販会社QVCは最近、「女性が最も美しく見えるのは何歳か」を問うアンケートを行った。その結果、多くの人が女性は31歳の時に美しさのピークを迎えると考えていることが明
2010/07/25

英国バイリンガル子育て奮闘記(44) 日本でのバイリンガル子育て  (1996年頃)

 【大紀元日本7月19日】国際結婚、異文化の狭間での子育てというのは、まさにケースバイケースだ。周りにあわせようにも周りがない。与えられた環境でベストを尽くしていくしかない。このベストとは何かを判断す
2010/07/19

英国バイリンガル子育て奮闘記(43) 日本の生活  (1996年)

 【大紀元日本7月12日】英国育ちの7歳児との日本行きは、一人で帰省するのとは全く事情が違う。自分の中の日本の常識がくつがえされる。2年前に連れてきた時も和式トイレは使ったはずなのに、ドアを開けて床に
2010/07/12

英国バイリンガル子育て奮闘記(42) 日本の小学校  (1996年) 下

 【大紀元日本7月5日】小学校2年生になると、日本的な教育も顕著になると感じた。5日間、娘を日本の小学校で体験入学させた時、娘が学校から戻ってきて、「今日、前へ倣えしたの」と誇らしげに報告してくれた。
2010/07/05

英国バイリンガル子育て奮闘記(41) 日本の小学校  (1996年) 上

 【大紀元日本6月28日】英国の南西端でのバイリンガル子育て。まわりに日本語の環境はない。なんとか日本語をつないでいくために、2年に1度、日本を訪れることに決めていた。5歳の時、幼稚園に三週間入ってい
2010/06/28

英国バイリンガル子育て奮闘記(40) 日本語の教材(1992-1996年) 下

 【大紀元日本6月21日】文部省の通信学習は、生活の教科は絵日記を書かせるような感じでなんとかこなした。国語、算数、理科、社会の4教科となってからはいろいろなことを発見した。 上から押し付けることより
2010/06/21

英国バイリンガル子育て奮闘記(39) 日本語の教材(1992-1996年) 中

 【大紀元日本6月14日】文部省の海外子女用の通信学習では、国語、算数、生活などの教科のドリルが毎月送付され、教科書に合わせてドリルをした後、添削用のシートに取り組む。一つ気がついたのは、娘は算数は進
2010/06/14