「史上最惨」ダブル11。今年、各社は過去のように「最安値」を競い合わなくなった? 未来に希望のない国で買い物の熱狂が生じるだろうか? 生きるための奪い合いがそろそろ起こるかも知れないが
中国で最大のECイベント「お買い物狂歓節(大セール)」は11月11日をもって終了した。今年は、さほどの「反応」もなく、あっけなく終わったようだ。
景気の低迷が続くなか、中国は今年も、最大のECイベントである「双11」を迎える。この期間、ネットショッピングの大々的なセールが行われるのだ。
11月11日の「双11」。中国では、ネットショッピングの大々的なバーゲンセールが行われる。しかし、今年の「双11」では、買い控えの傾向が強い。
中国本土で「ファッション業界のパイオニア」と呼ばれた若手女性向けネット通販「蘑菇街(モグジェ)」は、2019年以降株価が急落している。本土の購買力の低下を示しているとの見方がある。
2020/01/09
中国では11月11日は「独身の日(双11)」と呼ばれ、日本の年間電子商取引(EC)規模に匹敵する取引がわずか1日で交わされる。中国の各ECサイトの取引総額は5.1兆円だという。しかし、当日限りの価格の吊り上げや偽物品が横行し「詐欺がまかり通っている」と不満の声を上げている。
2018/11/15
中国では「独身の日」と呼ばれる11月11日、毎年ネット通販各社が大規模な値引きセールを開催している。こうした「爆買い」から生み出す宅配便の梱包材のゴミ問題が懸念されている。
2017/11/20
11月11日は中国の「独身の日」だ。国内電子商取引最大手のアリババが毎年この日に合わせて行う大規模な激安セールは今や、全国的な大イベントとなり、海外からも注目された。「自分へのご褒美」と次々にネットショッピングにのめり込む中国の独身者は2億人以上とされている。中国メディアはこのほど、男女人口比率の歪みと経済的圧力が主因で、中国は過去最大の独身ブームに直面していると報道した。
2017/11/15