南シナ海スカボロー礁で中共海軍艦と海警船が衝突し中国人船員2人が死亡。フィリピン側は主権侵害と批判し、両国間で緊張が高まっている。
米海軍は8月13日、南シナ海スカボロー礁付近を艦艇で航行した。これに先立つ11日には、同海域で中共船2隻がフィリピン船を追跡中に衝突する事故が発生し、周辺では中国軍艦や戦闘機による威嚇行動も確認されるなど緊張が高まっている。
カナダ軍と沿岸警備隊は、中華人民共和国の科学調査船「雪龍二号」を厳重に監視している。「雪龍二号」は、2年連続でアラスカ近くの北極水域に入った。
米国の当局者は7月10日、米沿岸警備隊の巡視船がベーリング海での定例巡視中に複数の中国軍艦を確認したと発表した。該当海域は国際水域だが、米国の排他的経済水域内に位置している。米沿岸警備隊の声明によると、アリューシャン列島のアムチトカ海峡北約200キロメートルで3隻の中国軍艦を確認した。その後、コディアック航空基地のヘリコプターがアムクタ海峡北約135キロメートルで4隻目の中国軍艦を確認した。
6月7日、フィリピン沿岸警備隊は、中共の海警局がフィリピン軍の病気の兵士を搬送する作業を妨害したとして、その行為を野蛮で非人道的であると糾弾した。
当局の発表によると、インドネシア政府の国内・国際犯罪対応能力の強化を目的として、南シナ海南端に位置する産業と輸送の中心地、バタム島に沿岸警備隊訓練センターを建設している。 米国とインドネシアが3億5,000万円相当(350万米ドル)の費用を投じる。
2021/07/15
米国沿岸警備隊は7月11日、3カ月にわたる東太平洋地域の薬物取締活動を終え、サンディエゴで報告を行った。警備隊が公開した動画には、隊員が洋上で、不審な半潜水艦に飛び乗って船内への立ち入り検査を試みる様子が映っている。
2019/07/13