扇(おうぎ)は中国で3000年以上の歴史があると言われています。扇には植物で作ったもの、羽で作ったもの、絹張りなど様々なものがありますが、現在、日本で使われている「うちわ」と呼ばれるものは歴史が長く、前漢の成帝(在位、前33ー前7年)の女官の詩に既に登場しています。円形をしているこの扇は、真ん中に柄があり、左右対称となっているため、一家団欒、夫婦円満などの意味をかけて「団扇」と呼ばれるようになったそうです。
2021/03/04
【大紀元日本7月23日】 上古時代の「羲扇」 扇子の由来は諸説あるが、広く伝わっているのは、上古時代に女媧(じょか)が造った「羲扇」(ぎせん)である。これに関して、唐代の『独異志』には次
2014/07/23