中国 「予約成功です」は全部AIの作り話だった

中国AIに店予約を頼んだ結果 店で赤っ恥

2026/05/21
更新: 2026/05/21

AIの自信満々の「大丈夫です」は、疑ってみたほうがいいのかもしれない。

中国で最近、AIを信じた利用者が「赤っ恥をかく」騒動で話題になっている。

中国メディアによると、江蘇省のある男性はGW中の5月3日、レストランに電話してもつながらなかったため、AIサービス「豆包(ドウバオ)」に席予約を依頼した。

すると豆包は、「18時30分、2名で予約成功」と断言。さらに、「店で『豆包が予約した席』と伝えてください。楽しい食事を」と、自信満々に案内した。

しかし実際に店へ行くと、予約は入っていなかった。男性が事情を説明すると、店員はあきれた様子で、「豆包が予約したなら、豆包に席を作ってもらえば?」と返答。男性はその場で赤っ恥をかく形となった。

店側は現地メディアの取材に対し、「豆包経由の予約には対応していない。連休中はネット予約も停止しており、来店した客が順番待ちをする形だった」と説明した。

この騒動に、中国SNSでも話題になり、「平然とウソをつくAIを信じるなんて、信じられない」「あの自信満々さが怖い」など、あきれ声が相次いだ。

しかも、豆包をめぐる騒動はこれだけではない。

別の利用者は大型連休中、飛行機のキャンセル料を豆包に質問。すると豆包は「手数料は4%です。超えた場合は全額補償します」と説明した。しかし実際のキャンセル料は40%。利用者が抗議すると、豆包は今度は「600元(約1万4千円)を補償します」と返答。さらに、送金先としてQRコードまで送らせた。

もちろん、「約束」された補償金など支払われるはずもなく、ネットでは「ウソつきAI」「知能ゼロ+詐欺師」などと批判が噴出した。

AIの自信満々の「大丈夫です」は、最後にもう一度、疑ってみたほうがいいのかもしれない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!