神韻トロント主催者のトロント法輪大法学会は5月4日、神韻が6月26日から28日にかけてトロントのフォー・シーズンズ・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツに帰還すると正式に発表した。
この報せはただちに大きな反響を呼んだ。ネット上には次のような声が相次いだ。
「神韻のトロント公演再開をお祝いします。これほど素晴らしい芸術公演が、邪悪な勢力による極度の敵意と爆弾脅迫の標的とされたことは、神韻が人類に与える正の影響力と、その尊さを際立たせるものだ」
「中共がまた愚かな真似をした」
「正義は必ず悪に勝つ」
「胸がすく思いだ」
「神韻ファン全員の願いがかなった。誠に喜ばしい」
「正義の士すべてに感謝する。これは民主主義を守る戦いだ。神韻は人を伝統に立ち返らせ、魂を浄化してくれる。神韻の帰還に感謝する」
3月29日の午後1時前、カナダ・トロントのフォー・シーズンズ・センターとその運営母体であるカナダ・オペラ・カンパニーに、電子メールによる爆弾脅迫が相次いで届いた。メールには、当日の神韻公演を中止しなければ、劇場とカナダ議事堂周辺に仕掛けた複数の爆発装置を起爆させると記されていた。その後もさらに複数の脅迫メールが届いた。
トロント警察は通報を受け、劇場内を2度にわたり安全確認したが、爆発物は発見されず、虚偽の爆弾脅迫であることが確認された。それにもかかわらず、劇場は安全上の懸念を理由に神韻の公演6回を全て取り消した。
2006年の神韻世界ツアー開始以来、劇場が虚偽の爆弾脅迫を理由に公演を中止したのは、これが初めてのことだ。この事件は直ちに各方面から強い注目を集めた。
カナダの野党の雇用担当閣僚であり国会法輪功友好議員連盟の共同議長を務める国会議員のガーネット・ジェニス氏は、神韻トロント主催者に自ら連絡を取り「芸術的表現の自由に対するこのような脅しを、カナダは断じて容認しない」と表明した。
4月3日、カナダの元移民大臣でベテラン議員のジュディ・スグロ国会議員連盟法輪功友好議員団議長は、X(旧ツイッター)に公開書簡を掲載し、神韻公演に対する中共の脅迫と妨害を強く非難した。
「外国による干渉、脅迫、嫌がらせが我が国に存在する余地はない」と明言した。
カナダのネッド・クルーク国会議員は、「これは独裁体制、全体主義政府、共産主義政府が国外情勢を攪乱するやり口の典型例だ」と述べた。
カナダのマーク・ダルトン国会議員は、カナダ政府に対して「断固たる姿勢で臨む」よう求めた。
米国際宗教自由委員会のカトリナ・ランタス・スウェット委員長は、爆弾脅迫は「犯罪行為であり、悪ふざけではない」と指摘。1、2件であれば別の話かもしれないが「150件以上に上り、しかも劇場から劇場へと公演団体を追い回すように脅迫が続いているとすれば、それが中共工作員による組織的な行為だと分かる。シャーロック・ホームズでなくても解ける謎だ」と語った。
カナダ各地の神韻ファンは街頭に繰り出し、署名活動を展開。政界、地域の指導者、法曹界、文化・芸術・教育各界の人士に団体声明への参加と連名請願を呼びかけ、フォー・シーズンズ劇場に翻意を促し、神韻をトロントに再招待するよう訴えた。
今回の連名請願に参加した地域指導者は数十人に及ぶ。著名な民主化運動指導者の盛雪氏、トロント天安門愛国民主運動支持者連合の関卓中・呉溫溫両共同議長、華僑協会トロント支部会長の金声白氏、オンタリオ省中華総会館前会長の施善美・王元培両氏、加台経貿文化交流協会会長の林美玲氏、カナダ台湾人権協会会長の史邁克氏、カナダ中国語教師協会創設会長の趙美然氏、トロント香港人行動召集人の李肖君氏、世界アジア系青年協会会長の宋文中氏、世界華商経貿連合総会会長の鄭秀明氏、トロント華商経貿協会前会長の葛華琳氏、トロント客家同郷会前会長の徐子彤・邱文濱両氏、カナダ民主中国陣線議長の郝丹氏、「勿忘初心」代表の黄兆昌氏らが名を連ねた。
社会各界の共同努力により、中共による神韻トロント公演の妨害・破壊・阻止を企てる目論みは、再び打ち砕かれた。
法輪大法情報センターのデータによれば、2024年3月以降、中共が神韻を標的に行った殺害予告または爆弾脅迫は150件を超えている。
しかし中共によるこうした妨害行為はことごとく失敗に終わっており、各国の人々の間で中共への軽蔑と嘲笑を深めることしかできていない。
中共がこれほど神韻という一つの公演芸術団体を恐れる理由は、主に四つある。
一 神韻の世界ツアーが中共の嘘を白日の下にさらす
神韻の出演者は全員が法輪功修煉者だ。これこそ、中共が神韻を「目の上のたんこぶ」と見なす核心的な理由である。
1999年7月20日に江沢民が法輪功弾圧を発動して以来、中共は宣伝機構の総力を挙げて法輪功に関する無数の嘘を中国国内外に垂れ流し、誹謗・中傷・攻撃・悪魔化のあらゆる手段を尽くしてきた。
しかし、神韻の一公演が、それらの嘘をことごとく自壊させる。
良心と善意を持つ人々は、神韻を観た後、出演者が体現する純粋な善と美に深く打たれる。神韻が観客にもたらすのは、清らかさ、平和、光明、温もり、希望、そして「真・善・忍」の信仰から湧き出る前向きで力強いエネルギーだ。
スウェーデン王立オペラ・バレエの名手マリー・リンドクヴィスト氏は神韻を鑑賞した後、「頭の中に浮かぶのはただ美しさ、美しさ、美しさだけ。公演は霊的な美に満ち、深い信仰と精神性を湛え、善と美へと心を向かわせる」と称賛した。
二 神韻が復興するのは、中共がほぼ完全に破壊した神伝文化
1949年に中共が中国大陸の合法政権・中華民国を暴力的に転覆した後、中国五千年の神伝文化を「党文化」に置き換える動きが始まった。
党文化は主に「無神論」「闘争哲学」「目的のためには手段を選ばない」という三大毒素から成る。
中共は数十の血塗られた政治運動を通じてこの毒素を社会に蔓延させ、倫理・器物・建築・古典籍・書画・音楽・舞踊・礼儀、そして神伝文化を担う文化的エリートに至るまで、中華民族が代々受け継いできたほぼすべてを破壊した。
神韻は中国古典舞踊という芸術形式を通じて、共産主義以前の中華五千年の神伝文化を復興させ、中共に断ち切られた人と神との絆を取り結び直す。「人は地に法り、地は天に法り、天は道に法り、道は自然に法る(老子)」「天人合一」「和合共生」という神伝文化の精髄を世界の舞台に蘇らせており、これらの伝統的・普遍的価値は世界各国の主流観客の心に強い共鳴を呼び起こしている。
訪米の哲学博士・胡禮君氏は神韻を観た後、感動のあまりこう語った。
「天に本当に感謝したい。神韻を観る機会を与えてもらった。これは天から贈られた贈り物だ。今ここで死んでも悔いはないと感じた。孔子の言葉の通りだ。『朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり』人類の文明がこのような芸術の頂点に達し得ることを、この目で見たのだから」
「神韻は、中国文化の中で最も精粋なものを、芸術的かつ神聖な形で表現している。今日の人間社会がこのように美しく、このように神聖な姿であれば、世界はより平和になり、人と人、国と国、民族と民族、そして各宗教間の関係も、もっと調和のとれた美しいものになるだろう。人々の心にこのような神聖な品格があれば、世界はこれほど多くの衝突や問題を抱えることにはなるまい」
三 神韻は中共による人権迫害を世界の舞台に映し出す
1999年7月20日以来、中共はあらゆる手段で「真・善・忍」に従って生きる信仰集団を迫害し、法輪功学習者が真相を訴えるすべての合法的チャンネルを封じてきた。
法輪功を修煉する神韻の出演者たちは、信仰の自由、言論の自由、恐怖からの自由、欠乏からの自由が保障された米国に身を置き、中国大陸で迫害されている数多くの法輪功学習者のために声を上げることが自らの責務と考えている。彼らは芸術という形で、是と非、善と悪、正と邪の鮮烈な対比を通じ、中共の狂気・醜悪さ・邪悪さを各国の主流観客の前に突きつける。
中共の政治的プロパガンダは空虚だが、神韻の出演者たちによる精緻な舞台は、強烈な芸術的感化力と視覚的衝撃力、そして魂を揺さぶる力で観客の心に直接届く。
20年以上にわたって中共が必死に隠蔽しようとしてきた法輪功迫害の真相は、神韻の出演者たちの世界ツアーとともに、五大陸に広まってきた。
四 神韻は中共の重なる妨害を跳ね除けて急成長し、「世界一のショー」となった。
2006年に米国ニューヨークで創設されて以来、中共は以下のように様々な方法で神韻を妨害・破壊・阻止しようとしてきた。
・中共外交官や統一戦線工作組織・工作員は経済的・外交的報復をちらつかせ劇場や民選議員を脅迫してきた
・主要新聞への有料広告掲載やネット工作員の動員し神韻公演を誹謗中傷する。その他、劇場支配人へ虚偽情報をメール送付し拡散すること
・神韻出演者を乗せたバスのタイヤを切り裂く行為が繰り返して行われ、中国国内の出演者の親族への脅迫・拘禁が行われていること
・神韻の公演劇場やニューヨークの神韻本部への爆弾脅迫・殺害脅迫
しかし、わずか20年の間に神韻は中共が巻き起こす嵐の中を乗り越え、無から有へ、小から大へ、無名から世界的名声へと成長を遂げた。当初の一団体から同規模の八団体へと拡大し、2020年のコロナ禍による中断を除いて毎年世界ツアーを敢行し、各地で惜しみない称賛と賞賛を受け続けている。
法輪功を修煉する神韻の出演者たちは今や世界の舞台の主役となり「真・善・忍」の福音を伝える神韻は名実ともに「世界一のショー」となった。
結語
今日まで中共は法輪功を27年間弾圧し続けてきたが、法輪功を潰すことはできなかった。それどころか法輪功は世界156か国・地域へとさらに広まっている。
今日まで中共は神韻を20年間妨害し続けてきたが、神韻は米国のみならず世界で最も急速に成長し、最も広く影響を与え、最も多くの人々に恩恵をもたらす芸術団体となった。
中共が妨害を続ける限り、その最終的な結果は自滅あるのみだ。
(大紀元初出)
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