自民党大会で自衛官が国歌斉唱 高市首相「国歌の歌唱は政治的行為ではない」

2026/04/15
更新: 2026/04/15

高市早苗首相は14日、自民党の党大会で現役の陸上自衛官が国歌を斉唱したことについて「法律的にも問題はない」と述べた。

12日に開かれた自民党大会に陸上自衛隊中央音楽隊のソプラノ歌手、鶫真衣3等陸曹が出席し、国歌斉唱を行った。自衛隊法では自衛隊員が政党または政治的目的のために、政治的行為をしてはならないとされている。国会では、野党から追及する声が相次いでいる。

これについて、高市首相は「自衛官は職務ではなく、私人として旧知の民間の方からの依頼を受けて歌唱した」と説明し、「特定の政党への支援を呼び掛けたりではなく、国歌を歌唱されたということだから、法律的にも問題はない」と述べた。

また、「国歌を歌唱することそのものは政治的行為にあたるものではない」とし、「自衛官がお見えになることは知らなかった」とも語った。

小泉進次郎防衛相も、14日の記者会見で「自民党大会に参加をし、国歌斉唱したこと自体をもって、自衛隊法の違反もしくは政治的行為に該当するという判断はしていない」と語った。

また、「当該自衛官は職務ではなく、イベント会社からの依頼があったと聞いている」「制服は常時着用義務があるので、制服を着て私人としても行動することについては問題がない」と語り、政治的行為ではないと強調した。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。