中国各地で、外国人女性との結婚をうたった詐欺が相次いで発覚。結婚を望む男性が高額費用を支払った後、相手の女性が突然姿を消すケースが続出しており、背後には国境をまたぐ組織的な仕組みが存在するとみられる。
中国メディアによると、インターネット上では「100万円台でベトナムやミャンマーの女性と結婚できる」といった広告が広く出回っている。費用は日本円で約260万円から400万円前後にのぼる。こうした広告は結婚を急ぐ男性を狙ったもので、短期間で結婚・同居・出産まで可能と強調する内容が多い。
しかし実態は詐欺だ。海外で女性を集める人、国内で男性を集める仲介、移動を手配する人など役割分担し、グループで動いている。女性は入国後、男性としばらく一緒に暮らした後、タイミングを見て逃げる。
湖南省では、普通の結婚相談所を装った店が拠点になっていた。男性から金を受け取り、女性との見合いをセットし、結婚後に女性がいなくなる仕組みだった。
捜査関係者は「同じ手口を場所を変えて繰り返す」と指摘する。女性が次々と別の男性と結婚し、短期間で離れるケースも確認されている。
一部の外国人は「金目的で来た」と話しており、不法入国や偽の書類で入国するケーもある。
背景には、結婚できない男性の増加、そこにつけ込む形で、この詐欺は広がっている。
簡単に結婚できるという話の裏で、多くの人が金と信頼を失っている。
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