地中海に位置するクレタ島は、ギリシャ最大の島である。現地ではこのほど砂塵嵐の影響を受け、空が橙赤色に変わり、まるで終末のような光景となった。
英BBCによると、嵐「エルミニオ(Erminio)」が最近、ギリシャの一部地域を襲い、強風と洪水により道路が冠水し、一部の学校が休校となり、フェリーの一部が運航停止となったほか、車内に取り残される人も出た。
ギリシャ消防当局によれば、この嵐により首都アテネ近郊で男性1人が死亡したという。この男性は4月2日早朝、海辺の町ネア・マクリで車の下から発見された。
地元メディアによると、この50代の男性は冠水した道路を渡ろうとして急流に流されたとみられる。また、ネア・マクリ警察署の地下室も浸水した。
エーゲ海にあるギリシャのポロス島では、橋が洪水で流失し、車両も流され、一部の学校が休校を余儀なくされた。
同時に、アフリカ・サハラ砂漠からの砂塵がクレタ島を覆い、復活祭の休暇前に空は終末のような橙赤色の景観を呈した。4月1日には一部の航空便が欠航となった。
島の住民や観光客は砂の吸入を避けるためマスクを着用し、日常生活にも影響が出た。
英スカイニュースによると、クレタ島は「エルミニオ」による強風や豪雨などの異常気象の影響も受け、強風が吹き荒れ、雨と砂塵が混ざって泥となり、車両や建物を覆った。
ギリシャの別の島であるサントリーニ島でも、砂塵嵐の影響が顕著に見られた。またリビアでは、砂塵嵐により空が赤く変色し、同国北東部の都市トブルクが4月1日に非常事態を宣言した。
一方、地球の反対側にあるオーストラリア西部でも、熱帯低気圧「ナレル(Narelle)」の接近により、空が不気味な血のような赤色に変わった。
大紀元の以前の報道によると、「ナレル」が3月27日にオーストラリア西海岸へ接近した際、シャーク湾で空が赤くなる異様な現象が観測された。現地住民の一人は、このような光景はこれまで見たことがないと述べた。
気象専門家によれば、「ナレル」の接近に伴い空が赤く見えた主な原因の一つは土壌の特性にある。西オーストラリア北部は鉄分を多く含む赤土で知られ、「ナレル」がもたらした強風により、酸化鉄を含む大量の砂塵が上空に巻き上げられ、赤色を呈したという。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。