中国 いつもの通りに増えたシャッター

商店街の8割が閉店 上海の一角

2026/03/18
更新: 2026/03/18

中国・上海の一部エリアで、商店街の空き店舗が急増している。現地を撮影した動画では、1本の通りで約8割の店が閉店している様子が映ると、ネット上で同様の場所があるとの声が相次いでいる。

場所は、普陀区の同普路。上海中心部の西側に位置するエリアで、住宅と商業地が混在する都市部の一角だ。動画を投稿した人物は「上海のような大都市でも、ここまで空き店舗が増えている」と現状を伝えた。

映像では、交差点周辺の通り沿いに「テナント募集中」と書かれた店舗が並び、以前は人気だった立地にもかかわらず、営業している店が少ない状態となっている。

周辺は中高級住宅が並び、人の数も一定程度ある地域だが、人はいるのに買い物する人が少なく、店が続かず閉店が相次いでいる。

投稿者は通りを一周したうえで、「閉店の割合はおよそ8割」と説明した。

この動画に対し、中国のSNSでは共感の声が相次いだ。

「同じような光景は他の地域でも普通に見られる」
「人通りはあるのに、なぜか誰も買わない」
といった声が目立ち、商売が続けにくくなっている現状を指摘する投稿が広がっている。

また、別の動画では、上海・徐匯区の商業エリアでも人通りが少なく、昼間でも閑散とした様子である。現地の投稿者は「昼1時なのに人がほとんどいない」と語り、「街の活気が消えた」と話した。

中国を代表する都市の一角で起きているこの状況は、見過ごせない変化といえる。こうした動きが今後どこまで広がるのか、注目される。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!