中国共産党軍に対抗 台湾空軍がF-16の緊急発進・即応能力を公開

2026/01/30
更新: 2026/01/30

近年、中国共産党(中共)の軍用機による台湾周辺空域への挑発が常態化している。これを受け台湾空軍は先日、メディア向けに戦備演習を公開した。高強度の脅威下において、最先端のF-16戦闘機がいかに迅速な補給と緊急発進を行えるかという、実戦的な即応能力をアピールした。

1月27日午前、台湾空軍第4戦術戦闘機聯隊は嘉義基地にて、F-16の緊急発進(スクランブル)演習を実施した。戦闘機が命令を受けてから、わずか6分以内に準備を整えて離陸する迅速な対応力を示し、台湾の領空防衛に万全を期していることを証明した。

今回の演習は「国軍115年(2026年)旧正月戦備強化メディア取材イベント」の一環として行われた。第4聯隊は嘉義基地で実戦さながらの動態演習を披露し、旧正月期間中も24時間体制で警戒を維持し、空域の脅威に即座に対応できることを強調した。

地上整備員は、米ロッキード・マーティン製のF-16戦闘機2機に対し、米国製AIM-9M「サイドワインダー」ミサイルとAIM-120先進中距離空対空ミサイル(AMRAAM)を装着。即座に戦闘が可能な状態を整えた。武器の搭載作業は、F-16の作戦運用における極めて重要な工程だ。

第4聯隊第4整備大隊の呉柏志班長は、「戦闘機が最短時間で弾薬補給と給油を終え、迅速に出撃できるようにする。この迅速な兵装換装作業により、戦況に応じて戦闘機を対空・対艦・対地任務へと素早く切り替え、刻一刻と変化する戦場に対応させる」と説明した。

再出撃に向けた「迅速復旧補給作業」では、短時間で武器・燃料・機材の補給を完了させ、戦闘機を再び作戦可能な状態へと戻す。この過程では指揮官が全体のリズムを統括し、兵装、弾薬、整備、燃料、車両、消防、医療の各ユニットが密接に連携する。作業終了後には、工具の点検や弾薬の安全確認、周囲360度の巡回点検を徹底し、部隊の高度な組織力と効率性を実証した。

パイロットの施順徳中佐は、「国民の皆様には、我々空軍の日常的な実戦訓練の成果を知っていただきたい。旧正月であっても空の守りに休みはない。全ての空軍基地が高度な警戒を維持している。我々にはこの空を守り抜く自信と能力がある。安心してほしい」と語った。