福建省三明市の中学校で、女子生徒に不自然なおかっぱの短髪を強制する校則が導入され、反発が広がっている。後頭部を斜めに刈り上げる独特の髪型で「変すぎる」と不評。学校に行きたがらない生徒や、泣きながら髪を切られる生徒まで出ている。
新しい規定では、耳が出るほど短く切り、後頭部を斜めのラインで揃えることを義務づけた。配布された見本図では、普通のおかっぱ頭を無理に斜めに整えたように見え、多くの生徒が「とても恥ずかしい」と感じている。
学校側(三明一中)は「20年以上続く伝統で、生徒をきちんと見せるため」と説明するが、保護者からは「髪型と成績に何の関係があるのか」「刑務所さながらの統制だ」と批判が殺到。結局のところ、校則は生徒を導くものなのか、それとも縛りつけるものなのかが問われている。
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