中国 「走っているだけで罪になる?」

中国 「7メートル先にいる電動バイクが転倒」は車の責任に? 不可解な判定にネット上からは皮肉の声

2025/09/15
更新: 2025/09/15

非接触事故に対して自動車側が責任を問われる事例が、中国でも相次いで報じられている。市民の間に「どこまで責任を負わされるのか分からない」との不安が広がり、この問題は社会的な注目を集めている。

7月27日、湖北省孝感市で、電動バイクに乗っていた女性が片手でハンドルを握り、前方の砂利でバランスを崩して転倒した。ところが約7メートル離れた場所を走っていた自動車の運転手に対し、警察は「道を譲らなかった」として責任を認定。このニュースが伝わると瞬く間にSNSのトレンド入りし、大きな論争を呼んだ。

運転手は「まさか責任を負わされるとは思わなかった」と反発し、不服を申し立てている。

非接触事故の扱いは各国でも議論の対象だが、判断の焦点は「その車の行動が本当に事故の原因といえるかどうか」である。今回の判定はその線引きの難しさを突きつけた。

ネット上では「それなら当たり屋よりこの商売のほうがいい。バイクで街へ出て勝手に転倒し、周囲の車から弁償を取れる」といった皮肉が多く寄せられた。また、「運転するだけで罪に問われかねない。怖すぎる」との声も広がっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!