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中国 広州が「空城」に?

官製メディアのおめでたい報道とは裏腹に 2025年新年の中国で発生した10の異変【動画あり】

2025/02/02
更新: 2025/02/02

2025年の旧正月(1月29日)を迎えた中国はいま長期休暇中。しかし、今年は多くの異変がみられるようだ。

官製メディアは相変わらず「おめでたい」ばかりであるが、実際はどうか。

中国SNSには「なんか、いつもと違っていないか?」と指摘する声にあふれている。

中国本土のユーザーたちが指摘する異変はおおよそ10の現象にまとめられる。

 

10の異常現象

多く指摘されている異常現象としては例えば以下である。

「今年はSNSウィーチャット(微信、中国人がみんな使っているSNS)での新年のあいさつのメッセージは今年断然少ない」

「SNSで『紅包(お年玉、現金に換金できる)』を配る人がいなくなった」

「毎年お馴染みのイベントだった『アリペイ(支付宝)の集五福(5つの福集めれば、現金ボーナスがもらえる)」キャンペーン』は今年見かけない」

「ホテルで年越しディナーを食べる人が少なくなった」

「里帰りの道が渋滞しなくなった」

「新年2日目から早くも仕事を始める人も多い」

「果物やお菓子を家に置いておく家庭が少なくなった」

これら異常事態については、関連トピックのコメント欄には「だってお金がないから」とするコメントが殺到している。

 

「空城」

いっぽうで、新年期間にゴーストタウンとなった広州も話題になっている。

寒風吹き荒れるなかで、どこもかしこもシャッターが降りし、通行人もまばらな町は、まさかの、あの一級都市の広州市(広東省)なのだ。そんな旧正月期間のあまりに静かな広州を撮影した動画も中国SNSに多く投稿されており、「今年、どうしちゃったの?」とする嘆きが止まらない。

 

2025新年に「空城」となった一級都市の広州市(広東省)(動画よりスクリーンショット)

(2025新年に「空城」となった広州市)

(2025新年に「空城」となった広州市)

(2025新年に「空城」となった広州市)

(2025新年に「空城」となった広州市)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!