残暑が厳しい中国では「涼みにくる」来店客に困り果てている店が続出している。
ショッピングモールから喫茶店まで、本来の「消費」の目的を持たない一部「涼み客」による場所取りなどで迷惑を被っている。
クーラーの効いた店内で少しでも快適に過ごそうとして、展示商品のソファーやベッドのうえに「デ~ン」と居座るどころか、なかにはまるで我が家であるかのように寝てしまう一部の客も現れている。
店側からしたら、こうした展示品の独占行為は立派な「営業妨害」に当たるであろう。しかし、一応客だから、追い出そうにも追い出せず、という困った状況に。
「ただでさえ景気低迷により消費減で経営は苦しいのに」と経営側は泣き寝入り。
関連動画には「教養がなさすぎる」「店側は迷惑だよ」といった非難も寄せられているが、「家にいるとクーラー全開にしないといけないから電気代がバカにならない。悪いけどやっぱり涼しい店に涼みに行く、お金ないからできるだけ消費を控えている。大目に見てほしい」という声もすくなくない。
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