中国四川省成都市で18日、空に太陽が同時に7つも並ぶ奇妙な現象が観測され、関連画像がSNSに多く投稿されている。撮影者の1人は中国メディアの取材に対し「この現象は約1分後には消えた」と明かしている。
(「7つの太陽」、2024年8月18日、四川省成都市)
同日夜、遼寧省瀋陽市で「2つの月」が観測された。中国メディアの取材に応じた撮影者によれば、2つ目の月は十数分後には消えたという。
(「2つの月」、2024年8月18日、遼寧省瀋陽市)
この「異常事態」に、「中国は本当に巨変の前夜にあるのか」とする声が多く上がっている。
空に太陽が同時にたくさん現れる現象は俗に、「幻日(げんじつ)」と呼ばれており、自然現象の1種とされるが、中国唐代の有名な予言者・李淳風は「王朝滅亡を告げる凶兆だ」と予言している。
近年、中国各地で「幻日」や「赤い空」といった異常現象が相次いでいる。これまでは2つ、3つ、4つの太陽が観測されていたが、今回のように「7つ」同時に観測されたのは初めてである。
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