社会問題 原料は動物遺体?

【動画あり】「死体油」製造工場の内部 動物遺体も食用油に=中国

2024/08/19
更新: 2024/08/19

【閲覧注意】本記事には、不快に感じる内容があります。食事前の読者はご注意ください。

いま中国のネット上で封殺に遭っている「遺体転売ビジネス」の話題の熱が冷めあらぬうちに、そこへ「死体油(葬儀場の人間の遺体が原料)」がすでに市場に出回っている。それもすでに消費者の食卓に上がっていることを物語る信じがたいニュースも出てきた。

人間の「死体油」の場合、ある業者は「500グラムあたり2元(約40円)だよ。処理済みだから普通の植物油などと変わらない味で、うちは多くのレストランへ卸している」と明かしている。

そこへ、今度は「動物の死骸」を原料とした「食用油の製造工場」の内部映像がSNSに流出した。

今月15日に撮影された広東省のある村の整油工場。「そこには死んだ豚や死んだニワトリ、死んだアヒルなど何でもある、全て油をつくる原料だ」という。

工場が放つ悪臭は周りの村にまで広がっていて、昨日は現地の環境保護部門が工場に来ていたにもかかわず、今日は依然として操業中だと投稿者はいう。

工場内部の衛生状態はひどく、画面越しであっても吐き気を催すほどの強烈な不快感を覚える。こんな環境で、あんな原料から作られた「食用油」を使った料理を誰かが食べている、もしかしたら加工食品に含まれる形で海外へも輸出されているかもしれないと想像しただけで、怒りが込み上げてくる。

中国共産党による「無人論」「一切向銭看(すべてはカネだ)」の洗脳教育を受けてきた今の中国社会は道徳が甚だしく低下し、神仏を敬わず、因果応報も信じない人は金銭ばかりを追求して、人間の心まで捨ててしまっている。

もはや人間とは言えないほど道徳低下した中国人は、中国国内を地獄に変えただけでなく、海外にまでその害を及ぼしている。

 

 

 

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李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!