中国 社会報復を狙ったのか?

夜の繫華街で「無差別殺傷事件」 暴走車が民衆の群れに突っ込む=中国

2024/07/22
更新: 2024/07/22

21日夜、中国湖南省長沙市(省都)で暴走車が市民を次々とはねる無差別殺傷事件が発生した。

事件が起きたのは、市内でも最もにぎやかな場所「五一広場」の交差点だ。当時、歩行者側の信号が青になり、大勢の市民が信号を渡っていた、そこへ民衆の群れに向かって暴走車が突っ込んだ。

暴走車が交差点に突っ込む瞬間を捉えた動画がネットに流れており、見る人は身の毛がよだつ思いを覚えざるを得ない。

そこには、大混雑する街の交差点へ猛スピードで大勢の歩行者をめがけて突っ込む黒い暴走車の姿があった。暴走車は障害物(他の車)にぶつかって停止するまで、人々を容赦なく、次から次へとひき跳ね飛ばしていた。

暴走車が通過後、一瞬で「地獄」と化した凄惨な現場では、血だらけで地面に横たわる市民、車の下敷きになったままの市民の姿など、目を覆いたくなるような状況となった。

社会全体が「火薬庫」と化している中国では近年、社会報復を狙ったとみられる無差別殺傷事件が頻発している。そのため、中国の人々は「なぜ中国がこうなってしまったのか?」ということを、嫌でも考えさせられている。

【閲覧注意】本動画には、残虐な映像や画像があります。ご注意ください。

(事件現場の様子)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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