「実家にはもうお金がない」 国内からの仕送りストップに直面する中国人留学生たち

2024/05/19
更新: 2024/05/19

2020年から顕在化しはじめた不動産危機も4年目に突入し、一部では給与の支払いが滞ったり、銀行の預金が凍結されるなど尋常ではない事件も発生するようになってきている中、中国経済の停滞の波は多くの中流階級の家計にも影響を及ぼしている。

そうした中、海外に留学する子どものために仕送りが困難になっている家庭はどんどん増えており、中国国内からの仕送りが途絶える中国人留学生も少なくない。

彼らはこれまでのように学費や生活費を親に頼れなくなっており、経済的負担が増大している。

華人圏のSNSにおいて、昨年から「留学仕送りの打ち切り」の話題がとても熱い。

「パパとママにはもうお金がない、留学中に突然親から仕送りを打ち切られた、私はどうすればいいのか」といった切実な投稿が多くみられ、関連ハッシュタグには数百万の閲覧数を記録している。

中国からの「仕送りストップ」の事態にどう対処すればよいのか、アドバイスを求めている中国人留学生は多いようだ。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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