中共海軍測量艦、与那国島の西を航行

2024/03/25
更新: 2024/03/25

防衛省統合幕僚監部は、3月25日、与那国島(沖縄県)の南約40キロの海域において、中国共産党海軍シュパン級測量艦1隻が航行したと発表した。防衛省が警戒と監視を続けている。

防衛省によると、海上自衛隊は3月25日午前0時頃、同海域を北東進する中共海軍シュパン級測量艦1隻(艦番号「29」)を確認した。 その後、当該艦艇が与那国島と西表島(沖縄県)との間の海域を北東進した後、魚釣島(沖縄県)の西約80キロの海域を北西進したという。

また、3月23日には、中国海軍のミサイル駆逐艦1隻やフリゲート艦1隻が奄美大島と横当島の間を航行した。

3月23日に、中国海軍のミサイル駆逐艦1隻やフリゲート艦1隻が奄美大島と横当島の間を航行した(統合幕僚監部)

海上自衛隊は、横当島(鹿児島県)の南西約90キロの海域において、同海域を東進する中共海軍ジャンカイⅡ級フリゲート 1隻(艦番号「549」)及びルーヤンⅡ級ミサイル駆逐艦1隻(艦番号「150」) の計2隻を確認した。 その後、これらの艦艇が奄美大島と横当島との間の海域を北東進し、 太平洋へ向けて航行した。

海上自衛隊所属の哨戒機が監視に当たった。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。