路面凍結で大規模な玉突き事故 車100台以上が折り重なり、9人けが=中国 江蘇

2024/02/23
更新: 2024/02/23

江蘇省蘇州市の高架道路で23日朝7時ごろ(現地時間)、車百台以上が次々と衝突する大規模な玉突き事故が発生。現地警察によると「運転者など9人が負傷しているが、死者はいない」という。

同市では、22日の夜から路面凍結に関する警報が出ており、気象当局のデータでは当日朝の最低気温は零下1.1度だった。そのため、事故が起きた高架付近の路面も凍結していた。

ネットに流出した衝突現場の動画のなかには、道路上に折り重なるように積み上がり「ぐしゃぐしゃになって大破したクルマの姿」があった。

この事故により、高架道路は封鎖され「全市が、このせいで遅刻する事態になった」と一部の地元民が明かしている。

また、この日は深刻な路面凍結により、高架道路に限らず、蘇州市内の多くの道路でも同様の事故が起きたという。

(2月23日、車100台以上が次々と衝突する大規模な玉突き事故が発生した、江蘇省蘇州市の高架道路の事故現場)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。