平均賃金が過去最高の31万8300円 30年ぶりの高水準、厚労省

2024/01/24
更新: 2024/01/24

厚生労働省は24日に「令和5年賃金構造基本統計調査速報」を公表した。

調査結果によると、一般労働者(フルタイムの労働者)の賃金は、前年と比べて 2.1%増の平均31万8300円(月給)で過去最高となった。これは、平成6年(1994年)に 2.6%増となって以来 30 年ぶりの水準だ。

学歴別に賃金をみると、高卒 28万1800円、大卒 36万9600円となっている。前年と比較すると、ほとんどの年齢階級で前年を上回っており、相対的に 34 歳以下の若年層で高い伸びとなっている。

調査の時期は、令和5年6月分の賃金等について、令和5年7月に調査を行った。

関連特集: 日本経済