[ソウル 30日 ロイター] – 韓国商工会議所は30日、対中輸出について、輸出業者の半分以上が今年の利益目標を達成できていないとする調査結果を発表した。需要低迷や米中対立などを懸念材料に挙げている。
中国向け輸出を手掛ける事業者302社のうち、52.4%が年初の目標を下回っていると回答。目標に届いているは45%、上回っているは2.6%だった。
懸念事項として最も多く挙がったのは中国の消費支出低迷で33.7%。鉱工業生産低迷を挙げたのは26.7%、米国との貿易摩擦は20%、貿易障壁悪化が19.6%だった。
商工会議所は「企業は下半期に中国経済の回復に伴って韓国景気が回復するのを期待しているが、懸念が増している」と分析した。
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