[キエフ 13日 ロイター] – ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国との国境付近にロシアが10万人近くの軍を展開しており、政府はロシア軍の活動について西側諸国と情報を共有したと明らかにした。
大統領は、自身のウェブサイトに投稿した演説動画で「誰が本当に平和を望んでおり、誰が我が国との国境付近に約10万の軍を集結させているかを全世界が明確に知るよう希望している」と述べた。
ウクライナ国境付近におけるロシア軍の活動は攻撃の可能性に対する懸念を呼んでいるが、ロシア政府はそうした見方は扇動的と一蹴し、国境地域における北大西洋条約機構(NATO)の活動活発化に不満を表明した。
ウクライナ国防省は3日、同国国境付近に展開している軍の規模は9万人と発表していた。
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