【大紀元日本11月25日】中国の漁師9人が24日、南シナ海で絶滅危惧種のアオウミガメ(Chelonia mydas)を密漁した疑いがあるとして、フィリピンの地元裁判所にそれぞれ罰金10万2千ドル(約1200万円)を科された。罰金の支払いを拒否した場合、懲役6カ月に処される。英BBCなどが報じた。
9人は今年5月、フィリピンなどと領有権を争う南シナ海の南沙諸島の係争海域で、アオウミガメ500匹以上を捕獲したことで、フィリピン海洋警察に逮捕された。
逮捕された乗組員11人のうち、2人は未成年者であるため、後に釈放された。
北京当局は9人を無罪釈放するようにとフィリピン政府に要求。漁師らは中国の排他的経済水域で逮捕されたと主張している。
(翻訳編集・王君宜)
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