【大紀元日本2月25日】旧正月最終日の24日、北京市の大気汚染は再び悪化した。主要汚染物質は呼吸器官に悪影響を与えるとされるPM2.5で、花火と爆竹が原因だとみられている。
同日17時の観測データによると、市内35カ所の観測点のうち、26カ所の観測点は「重度」または「深刻な」汚染であるという。さらに、9カ所の観測点からは1立方メートル当たり300マイクログラムのPM2.5が検出された。
市気象台は24日の夕方から霧が発生すると予報し、花火や爆竹の使用を控えるよう呼びかけていた。しかし、花火や爆竹を鳴らす音が市内中に鳴り響いていたという。
24日は旧正月の終了を意味する「元宵節」に当たり、市の中心部で爆竹や花火の使用が認められている最後の日でもある。
(翻訳編集・高遠)
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