【大紀元日本5月9日】元国家主席李先念の娘である李小林氏は5日、アメリカ人は共産党が宣伝するような、凶暴な人ではないと香港メディアに対し心境を語った。仏国営ラジオ局RFIが伝えた。
対外友好協会会長でもある同氏は取材の中で、アメリカの印象について言及した。それによると、「協会に勤務し始めた1975年頃から、アメリカ人への印象が変わった」と言い、「アメリカ人は朝鮮戦争やベトナム戦争に関する宣伝にあったような、好んで殺戮、放火を行う人ではなく、外見も映画などで描写された凶暴なアメリカ兵ではない。一般市民はみな心優しく、教養があって礼儀も正しい」との印象を語った。
また当時、アメリカ人が荷物を持ってくれたりすることに驚いたという。中国ではいつも「幹部優先」(leaders first)であるのに対し、アメリカでは「女性優先」(ladies first)との感想を述べた
李氏の話はマイクロブログで話題となり、「上層部はアメリカが良いと分かっているから、子どもをアメリカに留学させたり、汚職金をドルにしたりしている」「アメリカを歪曲する目的は愚民を支配するためである」「アメリカの民主主義は脅威だから歪曲の宣伝をしている」などのコメントが寄せられた。
(翻訳編集・高遠
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